在宅介護の両親のマイナンバーカード申請と受理、無事完了
今日何とか父親のマイナンバーカードを貰ってくることができました。
わざわざなんでこんなことをブログに書くのかというと、マイナンバーカードって市町村の窓口に行かないともらえない!って思ってあきらめちゃってる人がいるかもって思ったからです。
多分、私の家庭事情が一番細かく拾えると思うので、ウチの場合は・・・という感じで読んでもらえるとありがたいです。
親父が認知症要介護1、母親が障害1級のウチで、父親は運転免許証の有効期限も切れていて、身分証になるものが一つもない。母親は障碍者手帳があるので、一応ある。だけど、まあ父親と一緒に貰っておこう。
というのが、始まりです。
まず、二人とも在宅介護で、母親を一人にできないため、父親か私かどちらかが家の中にいる必要があり、車の運転は私しかできないので、父親を頑張って連れていけたとしても、母親が動かせないので、一人にできないというところで、はて?どうしよう?となりました。
かくゆう私は5年前に何となくしれっと作れましたが、行くことができないというのは少しだけ面倒でした。
まず、通知カードの4次元バーコードを二人分読み込んで、写真とデータをアップします。
1週間くらいした後、母親の写真修正をしてくださいとメールがあり、取り直してその日に送信しました。
無背景のものがいいようです。
その後、自宅にハガキが同時に二通郵送されてきました。
裏面には、本人記載の欄と、代理人(私)記載の欄があり、父親には委任状欄を書いてもらい、母親はもはや寝たきり状態なので、手にペンを持ってもらって、何とか読めるほどに仕上がりました。
受け取り欄には私の住所と氏名※印鑑欄は委任者、受任者ともにありませんでした。
父親の保険証、後期高齢者の紙、期限切れの免許証。
これらをもって、市役所の窓口へ行き、「代理で来ました」と伝えたところ、父親の免許証は期限切れのため無効!?
母親のものはその場でもらえました。
え?国民である証のマイナンバーカードが委任状付きでも顔写真付き証明書がないと出せないと言われ、驚きでした。
仕方ないので、近くにある警察へ免許証を返納すれば運転履歴証明書が出るかと思ったら、「うちだと、もらって終わりだよ、もっと大きい免許交付の場所に行かないと、ダメ。さらに1000円かかるよ。」と言われ、再度市役所に行き、どうしても本人は来れないんです!と説明したところ、
なんか、介護サービスを使っていますか?と聞かれました。
確かにハガキの裏に、施設入所の方は、施設長がその人の保証をすれば、交付できると書いてあったような・・・
で、その紙(顔写真張り付け、本人住所氏名、保証人?の名称、住所を書く欄があるA5サイズの用紙)を貰いましたが、ウチの父親は介護サービスは福祉用具レンタルしか利用していないのです。
でも、そういえば、往診の先生が居るので、その人でいいですか?と言ったらそれはOKでした。
でも、お金取られるだろうな~と思って、頭を巡らせます。
窓口では「福祉用具レンタルの人でもいいか?」と確認したら「デイサービスとかないですか?」と言われたため、「やってない」と伝えました。
しょうがない、無理くりデイサービスぽいサービスを利用するかなどと考えながら、一度岐路へつきました。
その日は母親のマイナンバーカードだけ、ゲットできました。
その後「あ!そういえば、ケアマネージャーがいるじゃん!」って思い立ち、役所へ電話。「いいですよ」と回答いただき、早速ケアマネに連絡したら、「いいですよ、今後お伺いしますね」と言ってくれて、三日後無事書類完成。
そして、今日、その紙、ハガキ、健康保険証の三点の提示で出ました。
これで、父親は身分証明書が出来上がったわけですが、役所の人の話を聞くと、初めは頑なに「窓口に来ないとダメ!」の一点張りで、これでもよくなった方です。とのこと。
これじゃあ、国民全員なんて、難しいだろうな~と思いながら、ミッション達成の若干の満足感とともに帰路についました。
お年寄りは免許を返納してしまうと、自分が誰であるのか?という証明書がありません。
そんなもん、いつ使うんだ?って言われそうですけど、無いよりあったほうがいいでしょう?っていう軽い感じで思ってました。
今日はこのような感じで二人とも取得できましたが、今後はもっと簡単に取得できるようになるはずです。
市役所の人の恨み節も多く聞きましたが、それは書くのをやめておきます。
なんの生産性もないので・・・
以上、在宅介護の両親のマイナンバー取得までの道のりでした。
よかったら、参考にしてください。