この実家、僕が終(しま)いますね。

二人の障害者と介護福祉士の生活

起業するかどうか迷っているときは、とりあえず会社辞めちゃう。

私はこの3月まで社会福祉法人で相談員をしていました。

結構大きな組織で、やっていることがかなり多岐にわたっていました。

私はたまたま相談員の配置だったのですが、そもそも調理員として採用されてました。

前日に配置変更。みたいな。

人事っていうシステムが会社にはあって、一年後に配置換えで全く違う部署に行くかもしれない。

皆、1月くらいから、ソワソワし始めます。

全然違う部署に行ったら、また一から覚えなおしで、スペシャリストになれない。

人脈もそこから作り始めって思ったら、嫌気がさしちゃって。

結局2年で辞めることになったんですけど、特段何するかとか決めてなかったんですね。

今、クラウドファンディングを募っているのですが(多分失敗です。残念)、フードドライブをやりたいなと思ってました。

でも、それは家計には関係なくて、ただのボランティアなので、何か仕事しないとな~とか思っていたら、たまたまコーヒーの焙煎の話を聞いて、市場調査や豆の視察も含めてネットで調べたり、国内を見て回ったり、海外で豆の値段を見てきたり。

起業を前にしている自分としてはもう思い出ですけど、非常に楽しかったです。

 

そう、起業する前って、遠足の前日みたいにドキドキしちゃうんですよ。

私の場合は、凡人以下の頭しかないので、行動しちゃうんです、すぐに。

バカだから、夢見心地になるんですけど、現実もしっかり見て、どの機械がいいかな?とか、豆はどうする?とか、普通の焙煎の仕方で良いのかな?とか。

私は、事業を大きくしようとか考えたことがあまりなくて、自分の家の家計が回る程度でいいやって思ってこれまでの仕事をしてきました。

結果、会社ごと高く売れたり、案件によっては企画段階で売れたりといろいろお金の動きはありましたが、これはドキドキ行動の後です。

 

件名に戻るんですけど、昔誰かが「朝、靴を履くとき、会社に行きたくないなと思ったら、辞めるべき」と言っていたのを思い出します。

 

まあ、その通りかと思います。

とりあえず、辞めて、しばらく何もしないでいると、人間って不思議なもので、何かしたくなるんですね。

私の場合はとりあえず海外へ行っちゃいましたが、人によっては、車で遠くへ行ってみたり、無意味に一人でビジネスホテルに泊まってみたり。

海に行って、お気に入りの曲を聴いたり。

そんなことしているうちに、ふとビジネスって浮かんでくるんです。

失業保険も3か月くらい貰えるし、ご飯だって別に贅沢しなければ、生きるのにそんなにお金ってかからないんだなって思って、余裕がでます。

夜も眠りたいときに眠って、朝もダラダラ起きます。

でも、ちょっと社会と接点が欲しいなって思う時が来ます。

これは絶対来ます。

来ない場合はもうニート生活になっちゃいますので、半年の間に来なければ、バイトでも始めてください。

※誰かがきっと書いているでしょう、ニートブログを参考にしてください。

 

もし、社会と接点を持ちたいと思う時が来た時、その時、あなたが何を思うかです。

自律神経も、体力も万全の自分が、その時何を思うか。

まあ、もう一回サラリーマンやるかって思ってもいいです。止めないです。

でも、こうも思いませんか?

どうせまた同じことが起こる。

きっとまたあの嫌な気持ちになるときがくる。

あたりです。来ます。それも絶対。

会社ってそういう作りになっているんです。

決まった時間に出社することが大事。

そこに居ることが大事。

残業とか当たり前。

日本の会社ってみんなそうなんですよ。

だから、物理的な場所(会社)を代えても、自分が立ち位置を変えない限り、同じことが続くんです。

そこに気が付いたら、まあまた少し休みましょう。

気が済むまで。

で、別に何でもいいんです。

ぼやっとイメージできたでしょう?

まあ、月に20万円くらいあれば、何とかなるかな。

とか、なんとなく自立へ矢印が生まれてきたでしょうか。

 

前の記事にせどりの事は書いたので、省略します。

ちょっと気を付けてほしいのが、こういう時の心の隙間に、「フランチャイズ」の言葉がスルッと入り込んでくることがあります。

あたかも「独立してるぜ!」みたいな良いことが書いてありますが、あれは、てら銭ビジネスなので、サラリーマンと構造は同じです。

止めましょう。

 

私はもう何をするのか決めてしまったので、何とも言えないですけど、そうですねぇ。

地域にもよると思うんですけど、私のような田舎で田んぼばっかり、みたいなところに住んでいる人なら、京野菜とかイタリア野菜作ってみてもいいですね。

要するに市場でレアさを出せればそれでいいんですよ。

さらに、そこにエンターテイメント性も持たせれば、最強ですね。

近くの農協に出させてもらってもいいし、イタリアレストランに持って行ってもいい。

料理人に収穫してもらって、うまいね~とか言ってくれている動画をアップしてもいいでしょう。

あとは、そうですね、いちご狩りとか良いですよ。

いちごは摘みたてが一番おいしいんです。

輸出入もできないんです、傷みやすいから。

外国人とか来ちゃったら、バズっちゃいますよ、絶対。

ただのイチゴじゃあだめですよ。

特徴のあるイチゴ。

でっかい奴から、品種違いの奴。レアさですよ、レアさ。

できれば、各国に行って、おいしいイチゴを食べてきたらいいですね。

 

あと、最近面白いなと思うのは、これも田舎であり得るサービスなんですけど、ボタン一個で駆け付けますサービス。

高齢者向けのサービスなんですけど、変な電話とか、変な人とかめちゃ来るんですよ。田舎って。

便利屋さんみたいになっちゃうかもですけど、都会に出てしまった息子さんとかご家族と話をして、一か月10000円位で受けるんです。

実費はもちろん貰うんですけど、これを町内20件持てば、20万円ですよ。

あと、田舎は門から家屋まで結構距離があるんですね。

誰かが土地に入ってきたら、レーザー反応でブザーが鳴ったりする装置は良いですね。

ソーラーにしておけばいいし、ブザーが5秒くらいで止めばいちいちきりに行かなくてもいいし、そういう装置を付けてますってステッカー張っておけば、少し安心でしょう?

これはクラウドファンディングでできそう。

それにさっきの見守りサービスを付ければ、最強セキュリティーですね。

町内だから、セコムより警察より早い!

高齢者だと、庭の除草や、殺虫ですね。これもいいですね。

墓掃除もいいかも。

とか。

都会は都会で東京の銀座の屋上で高級からすみ作っている人も居ましたね。

東京はちみつとかもやってます。

DV夫から少しの荷物だけ持って実家に逃げるサービスもあるようです。

実際こうやって考えてみると、いろいろあるんですよ、仕事って。

ぼんやり、ゆっくり考えていると、人間はいろんなことを思います。

でも、あなたの人生は一回しか無いから、無駄な時間は一秒も過ごしてはならないと私は考えます。

家族ももちろん大事でしょう。

奥さんは会社辞めないでって言うかもしれません。

あなたが給料を定期的に持ってくることができなくなるからです。

でも、悪いけど、旦那さんがやりたいことをさせない奥さんってどうなのかな?

まあ、その辺りは人それぞれだし、話し合えばわかってくれるかもしれません。

 

自分が自分で居るという実感は、時間を充実させます。

これは、絶対です。

それが起業というワードに結びつくのなら、そうするべきでしょう。

少なくとも私はそう思います。