この実家、僕が終(しま)いますね。

二人の障害者と介護福祉士の生活

安定してるからサラリーマン?いえいえ、サラリーマンほど怖い仕事は無いです。

賃金が上がらず、物価は上がり、消費税も上がる。

世界的な不況です。

ITや外国人労働者に奪われる仕事。

大企業の大規模なリストラ。

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日本で働くサラリーマンの皆さん。お疲れ様です。

30年尽くした会社にある日突然リストラされる。予告なし。

不況の世の中ですので、今までと同じ待遇の会社はありません。

そもそも日本大リストラ時代なのです。

大きな視点から見れば、雇用が余れば、足らないと言っているところに行けばいい。

就職口があったとして、年俸は今までの会社の半分か、1/3。

40歳、50歳になって、新しい仕事に就く辛さ。

とてもよくわかります。

私も今までたくさんの仕事を経験してきました。

介護、行政書士コンサルタント、通信販売、福島原発の除染、福祉の相談員。

アルバイトを入れれば、コンビニ、酒の配達、自販機のベンディング、喫茶店のウエイター、厨房、中古品の買取販売と様々な仕事を体験してきました。

私は好奇心が旺盛なのと、ノウハウが欲しいので新しい仕事に就くことに抵抗はありません。

しかし、多くのサラリーマンは違います。

学校を卒業後、一つの会社に入って、何十年も働いて、課長や部長になって、年俸1000万円位になる。

奥さんも子供もいて、日常がそこにはある。

このまま定年まで勤めあげて、年金生活して、平穏な毎日が訪れる。

 

・・・でも。

 

ある日、突然のリストラ宣告。

それが何を引き起こすのか。

この映画はそれを書いています。

 

リストラは会社の新陳代謝としては有効な手段です。

それは否定はしません。

大きな船ごと沈むわけにはいかないから。

 

件名に戻ります。

「安定してるからサラリーマン?いえいえ、サラリーマンほど怖い仕事は無いです。」

サラリーマンってすごく怖い仕事なんです。

毎日の人事ストレスや、嫌いな人間、得意先との関わり、精神をぶちのめされて、ボコボコに殴られたボクサーのように毎日なってます。

 

今後は公務員も他人ごとではないでしょう。

そもそも日本の役所の人間は英語も話せないので、わざわざ外国の通訳を雇ったりしてます。

外国人が増えるのに、英語も話せない。

何をしているのかと言うと、書類のチェック。

偉くなると、選挙の事ばかり話してる。

役所の人間いらんでしょう。

住民票なら、コンビニで取れるし、審査だってこれからはITとエンジニアがやってくれる。

ITがやるので、苦情もないしね。

そもそも公務員に上司は必要ないので、それはもう省略。

とばっちりが来るのは、公務員を目指している有能な若者だ。

地元に貢献しようと頑張って勉強してきたのに、市役所の募集自体が無い。

こんなことはこれから顕著に表れる。

新規採用しないことで公務員の数を減らしていくから。リストラはできないからね。

でも、残った公務員は悲惨だよ。

今まで覚えたことはもうIT化されるから、何の仕事が残るんだろう。

人事だって、数値化できるから、ITでできるし、結局じゃあ、県営、市営の介護施設で事務やるか?とか住宅の管理や、取り立てやるか?とか、そういう人間臭い仕事に人間というものが配置されそうですね。

 

さておき、日本のお父さんは安定していないということが言いたかった。

お父さんが家で良いお父さんをしているのは演じているだけ。

お父さん役をしているだけ。

奥さんは「旦那が大会社に努めているから、うちは安定していて大丈夫。息子も塾に行かせて、昼にランチいってま~す。」

という奥さんなら離婚したほうがいい。

 

そもそも人間は一人で生きることができるようになっている。

男は掃除も洗濯も料理も自分でできる。

多分、世間体や、社会の信用度が違うので結婚したとか、そういう人も多いのではないですか?

いい奥さんは、旦那さんが冷たい社会で一日疲れて帰ってきて、いつリストラになっても良いように、家計を支えるため、爪を研ぐ。

資格を取ったり、とにかく自己を高める努力をする。

そんな女性なら最高だ。

子どもはまあ、所詮子どもだし、経験を積んでないから、話が合わないのは当然。

こっちが余裕があるときに話せばいい。

 

人間は一人では生きていけない。

私は一人で生活しているが、炊事も洗濯も掃除もする。

しかし、友人などから電話があったりするとやっぱりうれしい。

気の置けない友人と話をしたりするのはとても愉快なのだ。

こんな時、幸福な気持ちになるし、

両親や兄弟と久しぶりに話しても、同じような気分になる。

 

人間は一人で生まれて一人で死ぬ。

 

それは事実だけど、生きる過程で群れを成す生き物なのだと痛感する。

外国に行っても、日本人街があるのはそのためだ。

 

この世にサラリーマンという職業は実はない。

英語では「white-collar worker」「nine-to-fiver」「office worker」「businessperson」などという。

うーん。これも何だかイマイチですね。

専門性が一ミリも感じられない。

だから、何?何ができるの?って言われそう。

手に職がある人は、サラリーマンではなく、その職業を言う。

例えば「寿司握れます」「イラスト書けます」「修理が得意です」「プログラムが書けます」みたいに、専門性がない。

 

そこで元に戻ると、

社会は寒いです。非常に。

血も涙もない、金の切れ目が縁の切れ目なんてざら。

 

大学卒業して30年間会社に奉仕して、ある日突然クビになったら、どうします?

 

今までは会社という傘に守られてきたけど、これからは超絶寒い世間をどうやって歩きますか?

資格という資格もないし、会社でやってきたのは、火消しだけ。

部長やってました!なんて笑い種です。

極寒の地に裸で放り出される、ある日突然。

 

でも、たくましく生きていかないといけないんですよ、お父さんは。

 

失業保険中に腐るだけ腐って、そこから這い上がるんですよ、お父さんは。

 

そんなお父さんは、背負わなくてもいい荷物を背負って、日も頑張って生きてるんですよ。

 

私は、サラリーマンを応援しますよ。

でも、お父さん。

そろそろ本気出したほうが良いですよ。

お気づきの通り日本はそろそろやばいです。

公務員はともかく、会社員は極寒の地に放り出されても良いように、資格やスキルという防寒着を用意しましょう。

副業をやってもいいです。もちろん家族に内緒で。

 

そして、サラリーマンなどと言うことは止めて、私は〇〇 〇〇という名前です。これとこれができます。

 

と言える人間になっていきましょう。

 

まず、実践です。

 

頑張って、応援しています。